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インサイド・トラップ(02) [小説]

ちょっと遊び半分で書き始めた小説ですが、みなさんの応援のおかげで、もう少し書いてみようかと思います。
いや~っ、稚文でもうし訳ないです。
しかも、まだ結末どころか、書いている本人でさえも、どこに向かって行くのか、まったく見当もついていません。
色々と忙しい中なので、書く時間もあまりないので、細切れにて書いていく予定なのですが......





ザワッ
竹林が強風に歪んだ。
その瞬間、和田の姿がぶれて二重になった。
ザワ、ザワッ
二重になった和田の影が不鮮明になり、ただの黒い塊になる。
あぁ、やっちまった。
やばいなぁ
ばーちゃんの、困った様子の顔を思い出す。
あっ、言っとくけど、俺は決してグランマ・コンプレックスじゃないからな! 俺のばーちゃんは巫女で…
「しん、どうしたの?」
「…」
なんか違和感を覚えながらも、目の前にいるルミに答えようとした。
「寝ぼけてるの?」
ルミが不思議そうに俺の目を覗き込む。
なんだろう。この違和感。幼なじみのルミが目の前にいるのに、遠い存在に思える。なんか、こう、憧れの人を遠くから眺めているような…
「あっ!」
そうだ。あの力を使っちまったんだ。どうしよう… 今はもう、ばーちゃんはいないから、助けてもらえない。
「あ、あれ、ルミの家、俺ん家の斜め向かいだったよなぁ?」
「あ~ぁ、やっぱり寝ぼけてる」
ルミが呆れ顔で、ぷくりと頬を膨らませた。
完全に和田とルミが入れ替わってる。和田は俺の幼なじみで、ルミは俺の憧れの人。
あれ?
キョロキョロと見回してみる。
やっぱり和田がいない。
ひょっとして、あっちの世界に行っちまったのかぁ?
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あッきィ

少しづつ書いていただけるとありがたいです♪
(私... 小説とか読むの苦手でww)

無理のないようにゆっくりUPしてください☆
どこへ向かうのか本当に楽しみですww
by あッきィ (2009-05-26 10:46) 

■□ピーチ□■

コメントありがとうございます☆
メッチャ楽しかったんですよ!!
好きな男子とも喋れたしww
幸せですww

褒めてくれてありがとうございます(◇*0∀0*艸)♪
kenken_paさんのブログもオモシロいです!!
頑張ってください(嬉★*'凵`◎)b
by ■□ピーチ□■ (2009-05-26 19:06) 

kenken_pa

みなさんの応援のおかげで、なんとかこのブログも続けられております。
本当にありがとう
by kenken_pa (2009-05-26 21:26) 

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